01背景と課題
留学生を中心に毎年多くの出願を受け付ける学校法人グループでは、出願業務が紙と表計算に依存し、校・学科・出願者タイプが増えるほど運用が複雑になっていました。
- 紙・Excel・メール中心で、転記と確認に手作業が多い
- 在留資格や日本語レベルなど、留学生に特有の項目が前提
- 日本人の受け入れには、フォームを別建てで用意する必要
- 学校・学科ごとに必要書類や項目が異なり、属人化しやすい
- 志望校マスタとフォーム設定が連動せず、追加のたびに手当て
- 書類不備のチェックや受験者への連絡に時間がかかる
02ソリューション ― Compass
複数校で共通利用できる「入学・出願プラットフォーム」。出願者が使う申請画面と、学校側が運用する管理画面で構成し、設定の中心に出願者タイプ(日本人/留学生)という軸を持たせました。
迷わず出せる出願フロー
タイプ選択 → 志望校 → そのタイプ用フォーム → 費用 → 確認・提出。多言語(日/英)にも対応。
運用を止めない管理
選考管理・定員管理・書類管理・操作ログ。学校×タイプ別のフォームをノーコードで編集。
例:留学生は在留資格・在留期限・日本語レベル等を表示。日本人ではこれらを既定で非表示にし、学校が管理画面から必要に応じて出し分け。すべて非破壊で、既存の出願は従来どおり動作します。
03主要機能
「フォームを複製する」のではなく、既存の仕組みにタイプという一つの次元を足す設計。最小の改修で、学校・タイプごとの柔軟な出し分けを実現しました。
出願者タイプ対応
日本人/留学生を最初に選択。タイプは出願データに保存され、以降のフォーム・表示・絞り込みに反映。既定は留学生で従来動作を維持。
学校×タイプ別フォーム(ノーコード)
項目の有効/必須/ラベル/並び順を、学校×タイプ単位で管理画面から編集。必要書類も同じ仕組みで出し分け。
志望校マスタ連動
志望校を追加すると、フォーム管理のタブにも自動で反映。マスタとフォーム設定の二重管理を解消。
選考・定員管理
申請ステータス基準の定員集計、タイプでの絞り込み・表示。申請詳細では出願者タイプをバッジ表示。
申請番号採番・操作ログ
回次に応じた申請番号を自動採番。管理側の主要操作は監査用の操作ログに記録。
堅牢性・運用
連投・ボット対策のレート制限、暗号化したオフサイト日次バックアップで事業継続に配慮。
AI支援 ― 書類チェック
提出書類の不備・誤ラベルの検知を支援し、確認作業の見落としを減らす。
AI支援 ― 面接講評・連絡文
面接講評の草稿づくり、応募者へのメール下書きを生成。担当者は確認して送るだけ。
設計のポイント ― 公開中の業務を止めない
出願は売上の入口。すべての機能追加を「追加カラム中心・既定値あり」で非破壊に設計し、タイプ未指定や既存データは従来どおり動作するようにしました。フォーム表示ロジックは純関数として切り出し、自動テストで品質を担保しています。
04技術とものづくり
モダンなWebスタックとAIを組み合わせ、少人数 × AI支援開発で高速に開発。継続的に改善できる体制を作りました。
止まらないデプロイ
アトミックな入れ替え+自動ロールバック、デプロイ前バックアップ付きの自動デプロイ。問題があれば即座に元へ戻せます。
品質を守る仕組み
フォーム表示などの中核ロジックは純関数化し、ユニット+ブラウザE2Eテストで回帰を防止。型チェックと本番ビルドを通過したものだけを反映。
05価値とこれから
紙・転記を減らし、出願から選考までを一元化。確認・連絡をAIが下支え。
日本人と留学生、複数校・学科を一つの仕組みで。横展開もスムーズ。
非破壊設計とテストで安全に進化。学校法人OS/SaaS化を見据えた基盤。
Human × AI × Global
Compassは、学校運営を支える「学校法人OS」構想の第一歩。出願を起点に、人事・在籍・会計までをつなぎ、人とAIが協働する教育インフラを目指します。将来的には他の教育機関へも提供できるプラットフォームへ。
Compassの導入・デモを
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貴校の出願業務に合わせた導入プランをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。